日野小学校110周年記念事業「カンナ・プロジェクト」
「宇宙的視野で、地球の平和を考える大人になってほしい」
このカンナプロジェクトは、このような願いが込められた活動です。
戦時中、原子爆弾が投下れた広島で、生き物が再び育つことは無理だろうと言われる中、
爆弾が落とされた場所から820mの所にたった1ヶ月で咲いたカンナの株を株分けしながら育て続け、
「平和とは何かを考えること」「あきらめないこと」
を受け継いできたとのことです。
今回、日野小学校の110周年の記念事業として、日野小学校もこの活動に参加することになりました。
本校で育てたカンナの「種」は、運動会で撮影した集合写真と全校生徒の名前と一緒に、
アメリカのNASA【アメリカ航空宇宙局】からロケットで打ち上げられ宇宙を旅して地球に戻ってきます。
日野小学校の写真は保護者の皆さん・地域の皆さんも一緒です。
日野小学校・日野地域の皆さんが実際に宇宙に行くわけではありませんが、カンナの種と一緒に宇宙に行って、
宇宙から地球を見ることを想像してみましょう。
地球の皆が幸せに平和に生活するために、「自分は何ができるのか」を考えながら大切に育てたいと思います。
そして、荒れ果てた大地の中でも命を絶やすことなく生き続けた
「カンナのたくましさ」を見習って、「あきらめない」気持ちを大切にして、何事にも取り組んでいきたいと思います。